神戸大学大名誉教授。立命館大学食マネジメント学部教授
1954年神戸市生まれ。
1978年京都大学教育学部卒業。MIT(マサチューセッツ工科大学)でPh.D.(マネジメント)、神戸大学で博士(経営学)を取得。
変革型のリーダーシップ、創造性となじむマネジメント、働くひとのキャリア発達、次期経営幹部の育成、組織エスノグラフィーなど組織研究方法論が主たるテーマとしている。
主著:『変革型ミドルの探求』(白桃書房、91年)、『企業者ネットワーキングの世界』(白桃書房、94年)、『経営組織』(日本経済新聞社、99年)、『働くひとのためのキャリア・デザイン』(PHP研究所、02年)、『仕事で「一皮むける」――関経連「一皮むけた経験」に学ぶ』(光文社、02年)、『キャリア・デザイン・ガイド』(白桃書房、03年)、『企業文化――生き残りの指針』(白桃書房、監訳、04年)、『リーダーシップ入門』(日経文庫、2005)など多数。
グリーンリーフ氏の主著を監訳する機会もあり、また、資生堂の池田守男氏とサーバント・リーダーシップの書籍を著す機会もかつてあったので、この度、日本サーバント・リーダーシップ協会の顧問を仰せつかりました。ジョゼフ・ジャウォースキーのアメリカン・リーダーシップ・フォーラムもサーバント・リーダーシップを基礎においていますが、彼の伝記的著作を監訳する機会もあり、非常に興味あるオルターナティブとして、サーバント・リーダーシップというリーダーの出来方、スタイルに深い興味があります。
関西にいること、年齢層ゆえに(ベテラン組に入るようになって)神戸大学での学務が多忙であることから、時間的・物理的にはあまり貢献できないかもしれませんが、著作、教育・研修・啓蒙を通じて、わが国における日本型サーバント・リーダーの勃興に寄与したいと思っております。
東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授、社会創発塾塾長、日本サッカー協会理事、元文部科学副大臣
1964年兵庫県生まれ。
東京大学法学部卒業。通商産業省、シドニー大学特別研究員、山口県工業振興課長などを経て、中央大学総合政策学部兼任講師、慶應義塾大学SFC助教授。2001年参議院議員東京選挙区で当選。2007年再選。同年9月、倫理・選挙特別委員会委員長に就任。鳩山由紀夫内閣・菅直人内閣で文部科学副大臣に就任(2009年9月から2011年9月まで)。大阪大学招聘教授、中央大学客員教授、電通大学客員教授、福井大学客員教授、和歌山大学客員教授、NPO法人日本教育再興連盟代表理事、独立行政法人日本スポーツ振興センター顧問なども務める。著書は「熟議で日本の教育を変える」「中央省庁の政策形成過程」など多数。
私の座右の銘の一つに、「自他共栄」があります。また、「ある問題に対して関心を有する当事者が熟慮し議論することにより、問題を共有し、解決策を見いだす」熟議の普及に私は取り組んでいます。これらは、ともに「サーバントリーダーシップ」に繋がる思想です。
まさしく、サーバントリーダーシップの普及は、私のライフワークの一つです。