2022年8月19日(金)19:00~、Zoomにてサーバントリーダーシップ読書会を開催いたしました。
今回の範囲は、ロバート・K・グリーンリーフの「サーバントリーダーシップ」(金井壽宏監訳、金井由美子訳。2008年、英治出版)の409ページ10行目 「ドナルド・ジョン・カウリング ― 偉人の生き方」から421ページ9行目 「学長は文句ひとつ言わずに立ち去った」まででした。
皆さんで少しずつ回読した後、ブレイクアウトルームに分かれて意見交換しました。
今回の範囲はカウリングについてのパートの最初の部分です。
ブレークアウトセッション後の全体共有の場で、
「『人は経験から学ぶことができる』というところに感銘を受けた」
「自分のためではなく、そこに集う学生さんが憩えることが大切で、学生さんたちにいかに喜んでもらえるかというホスピタリティがある。自分のためではなく、人のために、という部分を追求することが大切だと思う」
「何のためのサーバントか、という点に関して、カウリングは学生のためというのを徹底した」
「小さな計画ではなく、大きな計画が大切なのだと気づいた。高みを目指した上で、皆を導くのがサーバントリーダーであり、ただ人の話をきくだけではないのだ」
「カウリングと大学の理事のやりとりのエピソードから、真のリーダーは、周囲が反対者ばかりでも大義のために自分の意志を強く通す、ということが大切なのだと思った」
「カウリングは癒し、共感だけではなく、ビジョンに沿うような本質的な目的のために遂行しており、惑わされないところがすごい」
「読むたびごとに、組織の中でのリーダーの難しさを実感している。とがっていた人が昇進に伴い、組織側になることもある。組織側では組織側の論理がある。そんな時に、何を基軸にしていくかが重要だと思う」
などのご意見・ご感想がありました。
次回は、9月9日(金)開催予定です。
当協会の読書会は、途中回からのご参加も大歓迎です!
みなさま奮ってご参加ください。