2022年10月14日(金)19:00~、Zoomにてサーバントリーダーシップ読書会を開催いたしました。
今回の範囲は、ロバート・K・グリーンリーフの「サーバントリーダーシップ」(金井壽宏監訳、金井由美子訳。2008年、英治出版)の434ページ5行目「仕事と出張ばかりだったが、ノースフィールドは、学長にとって心休まる場所だった。」から、447ページ9行目「設備、人材、教育課程の質は各段に向上したのだった。」まででした。
皆さんで少しずつ回読した後、ブレイクアウトルームに分かれて意見交換しました。
今回の範囲はカウリングについてのパートの続きの部分です。
ブレークアウトセッション後の全体共有の場で、
「カウリングは、サーバントリーダーが人の意見を聞いて、何か大きな事業を成し遂げていく姿を体現していたと思う」
「カウリングが教育に対する理念・柱をしっかり持ち、その柱の下でみんなが自由闊達にできたのだろう」
「今回の範囲には「経済的・政治的」という言葉が多く出てきた。経済的・政治的な判断が多くなっている時代に、カウリングが大学で礼拝堂を先に作ったというところは象徴的だと思う。ヨーロッパでは経済的に厳しくても美術館を建設するというのに通じると感じた」
「リベラルアーツカレッジを推進する中で、工学部などの新しい学問のリードを執ることができない点で葛藤があったのではないか」
「サーバントリーダーの根幹である信念の強さが表れているパートだった。秘書が泣くところは、カウリングの学長としての思いの強さが出ていたところだと思う。」
「この本は難しいが、みんなと話すことで、頭が整理された」
「一人で読むよりも理解が進んだ」
などのご意見・ご感想がありました。
次回は、11月11日(金)開催予定です。
当協会の読書会は、途中回からのご参加も大歓迎です!
みなさま奮ってご参加ください。