過去の活動報告

【活動報告】寛容と連携の日本動機づけ面接学会の産業・カウンセリング部会で講演を行いました(2023年1月22日)

開催日時:
2023年1月22日(日)
場:
オンライン(Zoom)
動機づけ面接は米国のウイリアム・R・ミラーにより開発され、わが国でも有効なカウンセリング手法として知られるようになってきましたが、当協会の賛助会員であるとともに寛容と連携の日本動機づけ面接学会で理事としてご活躍されている濱田佳代子様のご尽力により同学会の産業・キャリカウンセリング部会による新春交流会(オンライン)に理事の藤岡と協会賛助会員の小金沢勝様が登壇しました。

藤岡理事からはサーバントリーダーシップの提唱者であるロバート・K・グリーンリーフが著作や講演の中で、よく使っていたCare(翻訳では「思いやり」という言葉が充てられている)について、グリーンリーフが高度に組織化された社会の中で、いろいろな方向に「対等の関係」を築くことが重要と考えていた、と解説して、動機づけ面接とサーバントリーダーシップにある強い親和性について指摘しました。

藤岡学

 

富士フイルムフォトマニファクチャリング株式会社様で役員を務めておられる小金沢様から、同氏が中心となって社内で継続的に実施しているサーバントリーダーシップ研修について、経緯と状況の詳しいご説明がありました。サーバントリーダーシップに基づく社員の意識づけ研修を会社の上位層から開始し徐々に社内に広げていくことで、効果を高めていることが報告されました。

小金沢勝

 

交流会には、動機づけ面接を学習している方、サーバントリーダーシップを学習したり、関心を寄せたりされている方など約40名が参加して、講演後の全体質問やワールドカフェ方式のセッションでも活発な質問や討議が続きました。

寛容と連携の日本動機づけ面接学会 産業・キャリカウンセリング部会による新春交流会

 

親和性の高い動機づけ面接とサーバントリーダーシップがわが国でますます普及、浸透していくように対話と協力を続けて参ります。