藤岡理事からはサーバントリーダーシップの提唱者であるロバート・K・グリーンリーフが著作や講演の中で、よく使っていたCare(翻訳では「思いやり」という言葉が充てられている)について、グリーンリーフが高度に組織化された社会の中で、いろいろな方向に「対等の関係」を築くことが重要と考えていた、と解説して、動機づけ面接とサーバントリーダーシップにある強い親和性について指摘しました。
富士フイルムフォトマニファクチャリング株式会社様で役員を務めておられる小金沢様から、同氏が中心となって社内で継続的に実施しているサーバントリーダーシップ研修について、経緯と状況の詳しいご説明がありました。サーバントリーダーシップに基づく社員の意識づけ研修を会社の上位層から開始し徐々に社内に広げていくことで、効果を高めていることが報告されました。
交流会には、動機づけ面接を学習している方、サーバントリーダーシップを学習したり、関心を寄せたりされている方など約40名が参加して、講演後の全体質問やワールドカフェ方式のセッションでも活発な質問や討議が続きました。
親和性の高い動機づけ面接とサーバントリーダーシップがわが国でますます普及、浸透していくように対話と協力を続けて参ります。