去る6月15日(金)、音楽・リズムを活用し、組織開発・人材育成に取り組む合同会社ビートオブサクセス、日本サーバント・リーダーシップ協会、組織改革と人材育成コンサルティングを提供する株式会社レアリゼの共同開催で「リズムでサーバントリーダーシップ」体験セミナーが開催されました。
開催にあたっては、当協会の顧問でもある神戸大学大学院 経営学研究科教授 金井壽宏先生からメッセージをいただいております。
金井先生からのメッセージはこちら▶ http://www.bos1.org/events/cat81/615.html
“ドラムサークル※1”は、チームビルディングやメンタルヘルスの改善などで効果を発揮するワークショップですが、今回はさらに“ドラムサークル”通じて、「サーバントリーダーシップ」を学ぼう!というもの。
実際にビートオブサクセス ヘッドトレーナーの橋田”ペッカー”正人さん※2のファシリテーションで“ドラムサークル”を体験しました。
ドラムサークルは、どんな音をだしてもよいのですが、他のひとが出す音をしっかり聞いていないと、リズムに調和が生まれません。他のひとがどんな音をだしているのか、どんなことをしているのか、ということにしっかりと意識を傾けることで、初めて調和が生まれるのです。
その体験を振り返ることで、チームビルディング、サーバントリーダーシップの観点で学びを深めていきました。
セッションの合間には、橋田”ペッカー”正人さんと、協会理事長の真田茂人との対談も行われました。
ペッカーさんと真田との対談の中で、ファシリテーターがサーバントリーダーであることの必要性、また逆に目立たないベースドラムが実はサーバントリーダーとしてチームに貢献しているからチームが機能していること、など様々な気づきが起きました。
これからも日本サーバント・リーダーシップ協会は、「サーバントリーダーシップの概念の普及と、サーバントリーダーの育成」を目指し、活動をしてまいります。
応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
・合同会社ビートオブサクセスHPはこちら ▶ http://www.bos1.org/
※1:ドラムサークルとは・・・・
参加者全員がサークル(輪)になってお互いの顔を見ながら、ジェンベやコンガなどのドラム(太鼓)を使ってリズムを楽しむプログラム。 リズムの共有による共感・一体感と言葉によらないノンバーバル(非言語)な コミュニケーションには人と人の距離を一気に縮める効果があり、 アメリカをはじめ多くの国の企業でコミュニケーションの活性化や チームビルディングのプログラムとして利用されている。 また、その楽しさとストレス修正の効果からヘルスケア対策としても数多く採用されている。
※2:ペッカーさんとは・・・・
橋田”ペッカー”正人
日本パーカッション界の草分け的存在。1977年に渡米し、ブラック&ラテン系ミュージシャンとのセッションを重ね、帰国後に日本発のサルサ・バンド、オルケスタ・デル・ソルを結成。数多くの作品を発表。80年ソロアルバムをジャマイカで録音、ボブ・マーレー&ウェイラーズの全面協力を得て世界発売。
これまでにレコーディング楽曲は、25,000曲を越えている。 また、MISIA、坂本龍一、Coba、浜田省吾、尾崎豊、SMAPなどのレコーディングツアーに参加するなど、セッション・プレイヤーとしても活躍。
近年は音楽による 『メンタルヘルスケア』などにも力を注ぎ、話題のリズムムーブメント、『ドラムサークル』のファシリテーター育成に力を注いでいる。 2004年『ドラムサークルファシリテーター協会』を設立し初代理事長、合同会社ビートオブサクセス ヘッドトレーナー。