過去の活動報告

第17回 読書会 開催報告

開催日時:
2012年3月23日(金)19:00~21:00
場:
レアリゼアカデミー

今回は第3章「サーバントとしてのトラスティ」(P166~P181)を読みました。

これまで過去1年以上にわたって、『サーバントリーダーシップ』を読み進める中で、我々にとってなじみのない「トラスティ」という言葉が頻発し、そのたびにこの言葉の意味をめぐり、読書会メンバーの間でいろいろな推測がなされてきました。

そこで今回は、いよいよその言葉そのものをずばりタイトルとした章に突入。今回の読書会を通じて、トラスティとは、日本でいえば、社外取締役、理事、評議員に近い役割だということが、はっきりとわかりました。

「著者のグリーンリーフは、トラスティの本来あるべき役割について、あえて一章を設けて持論を語る程、強い思いを持っている。それはおそらく彼自身がこれまで組織の一員として、憤るような経験をし、そうであってはならないという強い思いがあったからではないだろうか」といった意見が複数の参加者から出ました。

今回の参加メンバーは、所属する組織や関係するNPO団体での現状をイメージしつつ、トラスティの本来の役割の持つ半端でない重さを認識するとともに、著者の思いに大いに触発されました。

次回読書会は、2012年4月25日(水)を予定しております。